健康的な食事

1日に食物繊維はどれくらい摂ればいい?

ラズベリーをのせたオートミールのボウルの横に、レンズ豆・ブロッコリー・りんご・アーモンドが並ぶイラスト。1日にどれだけ食物繊維を摂ればよいかを示しています。

1日にどれだけの食物繊維を摂ればよいのか。日本人の食事摂取基準(2025年版)が定める目標量は、成人男性で1日20〜22g以上(年齢によって異なります)、成人女性で18g以上です。ただし、これは「最低でもこれだけ」という下限で、同じ基準は理想的な量を成人で1日25g以上と見ており、WHOも1日25g以上を勧めています。米国の食事摂取基準では、19〜50歳の女性で25g、男性で38gです。こちらは「1,000キロカロリーあたり14g」というシンプルな計算式から導かれた数値で、2,000キロカロリーの1日なら28gになり、米国の栄養成分表示に印刷されている1日の基準値もこの数字です。はっきり言っておくと、理想の25gに届いている人は多くありません。日本人成人の平均は1日18.1gで、目標量の下限にようやく近い水準、米国では約16gです。本ガイドでは、年齢別・カロリー別の目標を示し、その数値が何に基づいているのかを解説し、最後に食品表と、お腹を張らせることなく30g台に届く1日の献立例をお見せします。

手早い答え

まずは日本の基準からです。日本人の食事摂取基準(2025年版)は、食物繊維の摂取不足が生活習慣病の発症率や死亡率と関連していることから、3歳以上について目標量を「下限のみ」の形で定めています。理想的な目標量は成人で1日25g以上と考えられるものの、現在の日本人の摂取実態と実行可能性を踏まえ、それより低い値に置かれました(厚生労働省、日本人の食事摂取基準(2025年版)炭水化物)。年齢別の目標量は次のとおりです。

年齢男性の目標量女性の目標量
3〜5歳8 g以上8 g以上
6〜7歳10 g以上9 g以上
8〜9歳11 g以上11 g以上
10〜11歳13 g以上13 g以上
12〜14歳17 g以上16 g以上
15〜17歳19 g以上18 g以上
18〜29歳20 g以上18 g以上
30〜49歳22 g以上18 g以上
50〜64歳22 g以上18 g以上
65〜74歳21 g以上18 g以上
75歳以上20 g以上17 g以上
妊婦18 g以上
授乳婦18 g以上

18〜64歳なら、女性は18g以上、男性は18〜29歳で20g以上、30〜64歳で22g以上、と覚えておけば十分です。

次に米国の基準です。海外の記事で目にする「女性25g・男性38g」という数字の出どころがこちらです。米国医学研究所(現在の全米アカデミーズ)が定めた総食物繊維の目安量(AI)は、食べる量に応じて増減するため、年齢と性別によって異なります(DRIサマリー表)。年齢別の米国の基準値は次のとおりです。

区分1日の食物繊維
1〜3歳の子ども19 g
4〜8歳の子ども25 g
9〜13歳の男子31 g
9〜13歳の女子26 g
14〜18歳の男子38 g
14〜18歳の女子26 g
19〜50歳の男性38 g
19〜50歳の女性25 g
51歳以上の男性30 g
51歳以上の女性21 g
妊婦28 g
授乳婦29 g

目を引く点が2つあります。50歳を過ぎると目標が下がるのは必要なカロリーが減るからであって、年齢を重ねるとカロリーあたりに必要な食物繊維が減るわけではありません。妊娠中と授乳中の数値が通常の女性の数値より高いのも同じ理由で、カロリーが増えれば食物繊維も増えます。

これらは推奨量(RDA)ではなく目安量(AI)です。つまり、正式な必要量を定めるにはエビデンスの精度が足りなかったということです。それでも実際には、米国のガイドライン・栄養成分表示・計算ツールのすべてが、この数値の上に組み立てられています。

日本の目標量は米国の目安量よりずいぶん低く見えますが、食事摂取基準(2025年版)自身が理想は25g以上と記しているように、向いている方向は同じです。今より明らかに多く摂りましょう、という点で両者は一致しています。

数値の根拠:1,000キロカロリーあたり14グラム

全米アカデミーズは食物繊維の目安量を、摂取カロリー1,000キロカロリーあたり14グラム(当時利用できた研究の中で、冠動脈性心疾患のリスクが最も低かった水準)に定めました(全米アカデミーズ、2005年)。これに各グループの典型的な摂取カロリーを掛けると、上の米国の表になります。1日およそ1,800キロカロリーを食べる女性なら約25グラム、およそ2,700キロカロリーを食べる男性なら約38グラムです。

この計算式のよいところは、自分用の数値に簡単に直せることです。自分のカロリー目標を見つけて、そこから割り出しましょう。

1日のカロリー食物繊維の目標(1,000 kcalあたり14 g)
1,500 kcal21 g
1,800 kcal25 g
2,000 kcal28 g
2,200 kcal31 g
2,500 kcal35 g
3,000 kcal42 g

減量のためにカロリー赤字にしているなら、食物繊維の目標もそれに合わせて少し下がります。摂取量が少ないときほど、食物繊維の豊富な食品を軸に組み立てないと満腹感が得られない理由のひとつがここにあります。自分のカロリーの数値がまだ分からなければ、無料のカロリー計算ツールで1分ほどで求められ、上の計算式でそれを食物繊維の目標に変えられます。

世界の目標値

機関ごとに違う道筋をたどって、似た数値にたどり着いています。自分にどれが当てはまるかを知っておくと役立ちます。

  • 日本。 日本人の食事摂取基準(2025年版)の目標量は、成人男性で1日20〜22g以上、成人女性で18g以上、75歳以上では男性20g以上・女性17g以上です(上の表)。同じ基準が理想的な量を成人で25g以上と明記し、それより低い目標量は摂取実態と実行可能性を踏まえた下限だと説明している点も覚えておいてください(厚生労働省、2025年版)。
  • 世界保健機関(WHO)。 2023年の炭水化物ガイドラインは、成人に自然に食品に含まれる食物繊維を1日25g以上、子どもには2〜5歳で15g以上、6〜9歳で21g以上、10歳以上で25g以上を勧め、あわせて野菜と果物を1日400g以上としています(WHO、2023年)。
  • 米国。 栄養成分表示(Nutrition Facts)に使われる1日の基準値(Daily Value)は28gFDA)で、これは14gの計算式を2,000キロカロリーの1日に当てはめただけの数字です。米国のパッケージに載っている「%」の数字は、この値に対する割合です。
  • 欧州連合(EU)。 EFSAが成人の正常な排便機能に十分だと結論づけた量は1日25gEFSA、2010年)で、それより多く摂ると健康上の利点がさらに増えることにも触れています。
  • 英国。 政府の指針は成人で1日30g。実際には、ほとんどの成人が20g程度しか摂れていません(NHS)。

18gから38gまでの幅は、方向性の違いではありません。どの機関も同じことを言っています。ほとんどの人は、今食べている量より目に見えて多くの食物繊維が必要だ、ということです。

なぜ目標が大切なのか

食物繊維は、植物性食品のうち小腸で消化されない部分です。水に溶けてゲル状になり消化をゆっくりにするもの(オートミール・豆・果物に多いタイプ)と、ほぼそのまま通過してかさを増やすもの(小麦ふすまや野菜の皮に多いタイプ)があります。どちらも大切で、自然食品にはその両方が含まれています。

十分に摂ることの効果は、ひとつの栄養素としては異例なほど強いエビデンスに支えられています。WHOのガイドライン策定のために行われ、2019年にランセット誌に掲載されたシステマティックレビューとメタ解析のシリーズは、185件の前向き研究と58件の臨床試験を統合しました。食物繊維の摂取量が最も多い人は、最も少ない人に比べてあらゆる原因による死亡と心血管疾患による死亡のリスクが15〜30パーセント低く、冠動脈性心疾患・脳卒中・2型糖尿病・大腸がんの発症率も低くなっていました。リスクの低下が最も大きかった摂取量は1日25〜29g(それ以上でさらに下がる兆しもありました)で、臨床試験では摂取量が多いほど体重・収縮期血圧・総コレステロールが低いという結果でした(Reynolds et al., 2019)。日々の効果については、FDAがもっと平たくまとめています。食物繊維の多い食事は排便の回数を増やし、血糖値とコレステロールを下げ、カロリー摂取を減らすことがある、というものです(FDA)。

それに照らすと、現状との差は目立ちます。米国の国民調査データを解析した研究では、食物繊維の平均摂取量は1日16.2g、推奨量に届いていない人は米国の成人と子どもの約95パーセント、という推計です(Quagliani and Felt-Gunderson, 2017)。FDAは食物繊維を、ビタミンD・カルシウム・鉄・カリウムと並んで米国人に不足しがちな栄養素に挙げており、栄養成分表示に載っているのはそのためです。日本も構図は同じです。令和6年国民健康・栄養調査では、日本人成人(20歳以上)の食物繊維摂取量の平均は1日18.1g厚生労働省 e-ヘルスネット)。目標量の下限にはようやく近いものの、理想とされる25gには遠く及びません。

身近な食品の食物繊維

差を埋める最短ルートは、食物繊維が実際にどこに何グラムあるかを知ることです。下の表は、米国農務省(USDA)のFoodData Centralの値と現実的な1食分を使い、1食分あたりの食物繊維が多い順に並べています。分量を変えて計算できるよう、100gあたりの値も載せました。

食品1食分の目安1食分の食物繊維100gあたりの食物繊維1食分のカロリー
チアシード大さじ2(28g)9.6 g34.4 g136 kcal
ラズベリー123g8.0 g6.5 g64 kcal
レンズ豆(ゆで)99g7.8 g7.9 g115 kcal
黒いんげん豆(ゆで)86g7.5 g8.7 g114 kcal
ひよこ豆(ゆで)82g6.2 g7.6 g134 kcal
全粒粉パスタ(ゆで)140g5.5 g3.9 g209 kcal
洋なし(皮付き)中1個(178g)5.5 g3.1 g101 kcal
ブロッコリー(ゆで)156g5.1 g3.3 g55 kcal
アボカド中1/2個(果肉75g)5.0 g6.7 g120 kcal
りんご(皮付き)中1個(182g)4.4 g2.4 g95 kcal
オートミール(乾燥)40g4.2 g10.6 g156 kcal
さつまいも(皮ごと焼き)中1本(114g)3.8 g3.3 g103 kcal
アーモンドひとつかみ(30g)3.8 g12.5 g174 kcal
玄米ごはん195g3.1 g1.6 g240 kcal
バナナ中1本(118g)3.1 g2.6 g105 kcal
全粒粉パン1枚(32g)1.9 g6.0 g80 kcal
白米ごはん158g0.6 g0.4 g205 kcal

いくつかのパターンに注目してください。豆類は主力です。ゆでたレンズ豆や黒いんげん豆を100g弱食べると、全粒粉パン1枚の4倍の食物繊維が、パン1枚の80kcalに対して115kcalで手に入ります。ベリーと洋なしは他のほとんどの果物を大きく引き離していて、果物を皮ごと食べることも大切です。食物繊維の多くは皮にあるからです。種子とナッツはグラムあたりの食物繊維が濃い一方でカロリーも濃いので、土台ではなく上乗せ役と考えましょう。そして表の下のほうにある「精製か全粒か」の置き換えは劇的です。茶碗1杯ほどの白米ごはん(158g)で約0.6グラム、玄米ごはんなら1杯(195g)で約3グラム、全粒粉パスタ140gなら約5.5グラムです。

個別の食品について詳しくは、オートミールブロッコリーりんごアボカドのガイドをご覧ください。

1日30グラムはどんな食事か

目標に届くのに特別な食事は要りません。上の表から組み立てた、ごく普通の1日を、食物繊維の累計とともに示します。

  • 朝食: オートミール40g(4.2g)にラズベリー123g(8.0g)をのせる。累計12.2g。
  • 昼食: ゆでレンズ豆99g(7.8g)とゆでブロッコリー156g(5.1g)のボウルに、好みのたんぱく質を添える。累計25.1g。
  • 間食: りんご中1個(4.4g)。累計29.5g。
  • 夕食: 全粒粉パスタ140g(5.5g)にトマトと野菜のソース。累計35.0g。

ソースの野菜やそのほかに食べたものを数える前の時点で35グラムです。日本の目標量はもちろん、理想とされる25gも超えており、アーモンドひとつかみ(3.8g)を足せば米国の男性の目標38gも上回ります。リストにあるものはどれも珍しい食材ではなく、サプリメントもひとつもありません。しかも、この1日は控えめなカロリーに収まります。ここに挙げた食物繊維の豊富な食品は、カロリーあたりで最も満腹感のある食品の常連だからです。

お腹を張らせずに食物繊維を増やすコツ

今1日15グラムなら、一晩でそれを倍にするとガス・腹部膨満・腹痛のもとになります。食物繊維は腸内細菌のえさになり、細菌が慣れるには時間が要ります。ゆっくり進めるほうが、うまくいき、長続きします。

  1. 一度に数グラムずつ増やす。 1週間ごとに1日3〜5グラムほど増やし、次の段階に進む前に数日おいて消化を落ち着かせましょう。
  2. 増やすにつれて水分も増やす。 食物繊維は水を吸って働くので、水分が足りないと、食物繊維を増やしても便通が整うどころか便秘になりかねません。「十分」とはどれくらいかは、1日に水はどれくらい飲むべきかのガイドで解説しています。
  3. 足すのではなく、置き換える。 白米を玄米に、白いパスタを全粒粉パスタに、精製パンを全粒パンに替えれば、カロリーを増やさずに食物繊維が増えます。健康的な食品の置き換えのリストに、この手の例がもっとあります。
  4. 豆類をほぼ毎日お皿にのせる。 豆・レンズ豆・ひよこ豆は表の中でいちばん大きなてこで、水煮の缶詰やパックでも同じように使えます。洗えばナトリウムも少し落とせます。
  5. 皮ごと食べる。 りんご・洋なし・じゃがいも・さつまいもは、皮をむくと食物繊維のかなりの部分を失います。
  6. 栄養成分表示を見る。 日本の栄養成分表示では、食物繊維は義務表示ではなく推奨表示なので、載っていない商品もあります。載っていれば、100gあたり、または1食分あたりの数値を同じ基準で比べましょう。パン・シリアル・パスタは商品ごとの差が大きく、棚の前で2つ並べて比べるだけで、どれが本当に全粒なのかが見えてきます。表示のほかの項目は、栄養成分表示の読み方のガイドで順に解説しています。
  7. 自分の現在地を確かめる。 ほとんどの人は自分の食物繊維の量を多めに見積もっています。1週間、ざっくりでも食事を記録すると、豆や全粒穀物が本当に毎日登場しているのか、調子のいい日だけなのかが分かります。無料のCalcEatアプリなら、お皿の写真を撮るか、市販食品のバーコードをスキャンするか、手入力で記録でき、確認は表計算ではなく数秒で済みます。

食物繊維は摂りすぎることがある?

健康な成人の大半にとって、実質的な上限はありません。全米アカデミーズは食物繊維に耐容上限量を設けませんでした。食品由来の食物繊維を多く摂ることで害が出たというエビデンスがなかったからです。日本の食事摂取基準も、目標量を下限としてのみ定めています。あるのは人によって異なる「快適さの限界」です。急に増やしすぎると上で述べたガスや腹部膨満が起こり、極端に多いとカロリーを押し出してしまったり、満腹すぎて他のものを十分に食べられなくなったりします。対処法は同じで、少しずつ増やすことです。

より慎重になるべき人が2種類います。過敏性腸症候群・炎症性腸疾患・腸閉塞の既往などの消化器の病気がある人は、耐えられる食物繊維の種類と量が一般的なアドバイスと大きく異なることがあるので、医師や管理栄養士と一緒に見極める価値があります。また、食事と一緒に薬を飲んでいる人は、服用の直前直後に大量の食物繊維を摂ると、一部の薬の吸収に影響することがあります。自分の薬が該当するかは薬剤師に確認できます。

まとめ

日本人の食事摂取基準(2025年版)の目標量は、成人男性で1日20〜22g以上、成人女性で18g以上。ただしこれは下限で、理想は成人で25g以上、WHOも25g以上を勧めています。米国の基準は女性25g・男性38g、あるいは自分の摂取量に合わせるなら1,000キロカロリーあたり約14gで、米国の栄養成分表示はそれを28gに丸め、欧州は25g、英国は30gです。日本人成人の平均は約18gで理想の25gには遠く、米国では約16gと目標の半分ほどです。研究が示すところでは、この差を埋めることは、できる中で最も価値の高い変化のひとつです。死亡率と心疾患のリスクが最も下がるのは、1日25〜29gの摂取量です。豆類・オートミール・ベリー・野菜・皮ごとの果物・全粒への置き換えで届きますし、上の献立例は普通の食品だけで35グラムに達しています。週に数グラムずつ増やし、水分も一緒に多めに摂り、カロリー計算ツールで自分のカロリーに合った目標を決めましょう。本ガイドは健康的な食事のガイド群の一部として自然に収まりますし、目標に合わせた完全なプランが欲しいなら、無料プランを受け取ることもできます。

出典

  1. MHLW (Ministry of Health, Labour and Welfare): Dietary Reference Intakes for Japanese (2025), carbohydrate chapter (dietary fiber targets by age and sex, p. 144; ideal adult intake at least 25 g a day, p. 138)
  2. MHLW e-Health Net: Dietary fiber and health (食物繊維の必要性と健康; mean adult fiber intake 18.1 g a day in the 2024 National Health and Nutrition Survey; ideal intake at least 25 g)
  3. Institute of Medicine (NIH/NCBI Bookshelf), DRI summary table: Total Fiber Adequate Intakes by age and sex (25 g women, 38 g men, 19 to 50)
  4. National Academies (2005), Dietary Reference Intakes for Energy, Carbohydrate, Fiber, Fat, Fatty Acids, Cholesterol, Protein, and Amino Acids, chapter 7: Dietary, Functional, and Total Fiber (the 14 g per 1,000 kcal basis)
  5. US FDA: Daily Value on the Nutrition and Supplement Facts Labels (Dietary Fiber 28 g)
  6. US FDA: How to Understand and Use the Nutrition Facts Label (5% DV or less is low, 20% DV or more is high)
  7. EFSA (2010): EFSA sets European dietary reference values for nutrient intakes (25 g of dietary fibre per day is adequate for adults)
  8. WHO (2023): WHO updates guidelines on fats and carbohydrates (at least 25 g of naturally occurring dietary fibre per day for adults; 15, 21, and 25 g for children by age)
  9. NHS: How to get more fibre into your diet (30 g a day for adults; most adults average about 20 g)
  10. Reynolds et al. (2019), The Lancet: Carbohydrate quality and human health, a series of systematic reviews and meta-analyses (185 prospective studies, 58 clinical trials)
  11. Quagliani and Felt-Gunderson (2017), American Journal of Lifestyle Medicine: Closing America's Fiber Intake Gap (mean intake 16.2 g per day; about 95% fall short)
  12. USDA FoodData Central - Seeds, chia seeds, dried (FDC ID 170554)
  13. USDA FoodData Central - Raspberries, raw (FDC ID 167755)
  14. USDA FoodData Central - Lentils, mature seeds, cooked, boiled, without salt (FDC ID 172421)
  15. USDA FoodData Central - Beans, black, mature seeds, cooked, boiled, without salt (FDC ID 173735)
  16. USDA FoodData Central - Chickpeas (garbanzo beans), mature seeds, cooked, boiled, without salt (FDC ID 173757)
  17. USDA FoodData Central - Pasta, whole-wheat, cooked (FDC ID 168910)
  18. USDA FoodData Central - Pears, raw (FDC ID 169118)
  19. USDA FoodData Central - Broccoli, cooked, boiled, drained, without salt (FDC ID 169967)
  20. USDA FoodData Central - Avocados, raw, all commercial varieties (FDC ID 171705)
  21. USDA FoodData Central - Apples, raw, with skin (FDC ID 171688)
  22. USDA FoodData Central - Oats (FDC ID 169705)
  23. USDA FoodData Central - Sweet potato, cooked, baked in skin, flesh, without salt (FDC ID 168483)
  24. USDA FoodData Central - Nuts, almonds (FDC ID 170567)
  25. USDA FoodData Central - Rice, brown, long-grain, cooked (FDC ID 169704)
  26. USDA FoodData Central - Bananas, raw (FDC ID 173944)
  27. USDA FoodData Central - Bread, whole-wheat, commercially prepared (FDC ID 172688)
  28. USDA FoodData Central - Rice, white, long-grain, regular, enriched, cooked (FDC ID 168878)

よくある質問

1日に食物繊維はどれくらい摂ればいいですか?

日本人の食事摂取基準(2025年版)は、食物繊維の目標量を18〜29歳の男性で1日20g以上、30〜64歳の男性で22g以上、18〜64歳の女性で18g以上としています。これは「最低でもこれだけ」という下限で、同じ基準は理想的な量を成人で1日25g以上と見ており、WHOも1日25g以上を勧めています。米国の食事摂取基準では19〜50歳の女性で25g、男性で38g(50歳を過ぎると21gと30g)で、1,000キロカロリーあたり14gという計算式から導かれます。2,000キロカロリーなら28gになり、これが米国の栄養成分表示の1日の基準値です。欧州のEFSAは25g、英国は30gです。

減量のためには1日に食物繊維をどれくらい摂ればいいですか?

減量のための別の目標値はなく、通常の目標(日本の目標量、理想の25g以上、米国の25〜38g)がそのまま当てはまります。食物繊維が役立つのは、豆・オートミール・野菜・果物など食物繊維を運んでくる食品が、比較的少ないカロリーで満腹感を与えてくれるからで、食物繊維の摂取量が多い場合と少ない場合を比べた臨床試験では、体重がわずかに低いという結果が報告されています。食物繊維は脂肪を燃やすものではなく、カロリー赤字を続けやすくする手段だと考えましょう。

1日50gの食物繊維は多すぎますか?

健康な成人の大半にとっては、多すぎるということはありません。米国の全米アカデミーズは食物繊維に耐容上限量を設けておらず、日本の食事摂取基準も目標量を下限としてのみ定めているので、公式な上限はありません。現実的な限界はお腹の快適さです。急にその量まで増やすとガス・腹部膨満・腹痛が起こりやすいので、数週間かけて数グラムずつ増やし、あわせて水分を多めに摂りましょう。過敏性腸症候群や炎症性腸疾患などの消化器の病気がある人は、先に医師に相談してください。

食物繊維のサプリメントは1日の目標に数えていいですか?

グラム数としては加算されますが、推奨量は食品由来の食物繊維を前提に作られています。WHOのガイドラインは、自然に食品に含まれる食物繊維を1日25g以上と明記しています。研究で確認された効果は、水分・ビタミン・ミネラル・その他の植物成分を食物繊維と一緒に運んでくる自然食品から得られたものだからです。サプリメントは便通を整える助けにはなりますが、豆・全粒穀物・果物・野菜の代わりにはなりません。

食物繊維が多い食品かどうかは、どう見分ければいいですか?

栄養成分表示を見ましょう。日本の栄養成分表示では、食物繊維は義務表示ではなく推奨表示なので載っていない商品もありますが、載っていれば100gあたり、または1食分あたりの数値を同じ基準で比べられます。パッケージ前面の「食物繊維たっぷり」といった強調表示は基準を満たした商品にしか使えませんが、その最低ラインとあなたが必要とする量は別なので、数値そのものを確認しましょう。全粒穀物・豆・レンズ豆・ナッツ・種子・皮ごとの果物・野菜が頼れる供給源です。